「座りすぎ」が寿命を縮める！
座る時間を減らすのが健康への最短距離
健康を守るには運動もダイエットも大切ですが、より手軽な健康法をご存じですか？
それは「座りっぱなしを避け、立ち上がる」ことです。
座りすぎは過剰な飲酒や喫煙と同じくらい、心身を害して寿命を縮めます。
座りすぎの真実とは？
時代が便利になるにつれて私たちの活動量はどんどん減り、代わりに座っている時間が右肩上がりに増えています。
スマホが一台あれば宅配で食事が済ませられるし、それ以外の必需品もネット通販で玄関先まで届きますよね。
面倒な掃除はロボットが代行してくれることもあるでしょう。
そのため、この20年間で比べても座っている時間は40％以上増えています。
また、「週末に運動しているから平気でしょ？」と思いがちですが、運動は座りすぎの免罪符にはなりません。
少しくらい活発に運動しても、それ以外の時間ずっと座っていたら不健康なのです。
そこで、座っている間少なくとも３０分に１回は休憩を入れる「ブレイク３０」を推奨します。
「頻繁に立ち上がる」ことを意識して、座りすぎを防ぎましょう。
日常で出来ることアイデア集
座りすぎを防ぐといっても、作業に没頭するあまり、忘れてしまうこともありますよね。
そこで、立ち上がるタイミングを決めてみてはいかがでしょうか。
たとえば…
・起床直後は窓辺に行って朝日を浴びる
・スマホ・新聞などは立って読む
・タイマーや時報に合わせて席を立つ
・考える仕事は室内を歩きながら
・家事を率先して行う
など、出来そうなことから取り入れてみましょう。
座りすぎの生活に効く！「ラジオ体操」
座りすぎていると体の節々に不調が出ます。
そんな時、疲れをサクッと和らげてくれるのが「ラジオ体操」。
体操は「体を操る」と書く通り、動ける体作りに有効です。
大体の動きを知っているラジオ体操であれば、思い立った時に行えるのも魅力ですよね。
また、疲労感を和らげるほかにも、ラジオ体操にはこのようなメリットがあります。
・習慣化することで生活に必要な筋力や柔軟性がつく
・前後左右に動くので均整のとれたカラダになる
・正しい動きで行うと心拍数が上がり有酸素運動効果も狙える
・継続することで朝爽快に起きることができ、日常動作が楽になる
３分ほどで終わりますので、ぜひ習慣にしてみませんか。
座りすぎを解消して快適ライフを！
座りすぎは、筋肉が衰えたり肥満になるリスクがあるのは想像がつくでしょう。
しかし、それだけではありません。
座りすぎにより血流が滞ることで動脈硬化が進み、心臓病や脳卒中といった血管病の危険度も高まるのです。
さらに、体の不調や病気だけでなくメンタルにも影響します。
たとえば仕事中に作業が進まなくなったり家で考え事をしている時に、少し立ち上がって水分補給をしてみたり、窓辺に行って外を眺めたりするとリフレッシュしますよね。
少し動いてみるだけで脳内もスッキリして新たなアイデアが浮かんできたり、考えや気持ちが整理できたという経験がありませんか？
そして、体が健康になるにつれて気持ちも前向きになっていきます。
「自分は座りすぎかもしれないな」と心当たりがある方は、今日からぜひ！座りすぎを解消して快適な生活を手に入れましょう。
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